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■従業員がトイレに行くために席を外す回数や時間を数えることは労務管理のために必要なのか

 
従業員がトイレに行くために
席を外す回数や時間を数えて
いたという事案の報道があり
ました。
 
 
 
会社のコメント・・・
労務管理のため
 
 
 
一見、従業員にとって厳しい
管理に見えますが、実はこの
系統の労務問題は起こることが
あります。
 
 
 
今回の報道の事例において、なぜ
会社がそこまで動いたのかは
わかりませんが、
 
 
 
例えば、1回席を外したら
いつまでも帰ってこないと
周囲の従業員が不満に感じる
こともあるのですね。
 
 
 
だからトイレの回数や時間を
カウントすることが即座に
許されるということでは
ありませんが、
 
 
 
相当な覚悟を持ってのもので
あれば、
 
 
 
社内の状況によっては、選択肢
のひとつとなり得るものと
考えられます。
 
 
 

会社が良かれと思っても結果は混乱ということもある

 
会社によっては、勤務時間中に
喫煙や私用電話があっても
不問としているところもあると
思います。
 
 
 
働く従業員としては、快適な
環境であり、節度さえあれば
良いことです。
 
 
 
しかし、不問であることをいい
ことにいつまでも電話をしている
とか、いつまでも喫煙をしている
ということは
 
 
 
その時間も真面目に働いている
他の従業員からすれば、「会社が
さぼっている従業員を放置している」と
 
 
 
判断してしまうこともあるという
ことをふまえておかなくては
いけません。
 
 
 
会社が良かれと思っていても
結果として、混乱を招くという
ことがあるのです。

 
 
 

調査をする時は手法はよく検討を

 
トイレに行くために席を外す
回数や時間をカウントされて
いて快適な人は少ないでしょう。
 
 
 
一方で明らかに働いていない
時間が多い時には、調査を
せざるを得ない時があるかも
しれません。
 
 
 
まずは本人に席を外すことが
多いことについて、個別で聞き
取りなどを行ってみるなど
 
 
 
プライバシーに配慮しつつ
他の従業員の不満にもならない
解決をしていきましょう。
 
 
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2018年5月17日掲載-458)
 
※ イラストはイメージです