■最低賃金1,000円以上を意識した人材戦略を今から考えておこう
政府が打ち出した骨太の方針には
最低賃金について
「より早期に全国加重平均が1000円になることを目指す」
と書かれており
最低賃金1000円が現実となる
ことはほぼ間違いない状況です。
愛知県の最低賃金で考えてみると
2018年10月で898円となっており
これまでのペースで上がっていく
ならば、
2022年10月には1000円到達の
見込みとなります。
こうなってくると近所のどこを
見回しても
求人サイトや求人紙媒体を見ても
最低賃金の時間給を条件としている
という時代になるでしょう。
楽で融通が利く会社が人材確保の勝ち組となる
筆者の周囲にはちょうど主婦層が
多いのでこのあたりのところを
話していると
近所のどこでも1000円なら
「楽(らく)で融通が利く会社に
いくよね~」と
多くの人が賛同する考えを全面的に
語ってもらえるので女性は強いなと
感じてしまいます。
楽(らく)という視点は人それぞれ
ですから一概には言えませんが
融通が利く会社というのは
多くの応募者が集まるように
なっていくでしょう。
その場で話題となった融通が利くとは
・当日でも気兼ねなく有給休暇を取得できる
・夏休みや冬休みは出勤を減らすことができる
・学校行事を理由に休むことができる
・出勤時間を自身で選択することができる
・遅刻・早退OKなどなど
働く方もいろいろ考えていますね。
これを裏返すと
融通の利く会社があればいま
働いているところは退職する
ということです。
機械化などが困難で業界は人の
確保のために「融通が利く」を
考える時代に入っていくことを
認識しておきましょう。
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2019年7月7日掲載-874)
※ 写真はイメージです