052-414-5603 営業時間 10時〜19時

メールでお問合せ

■技能実習計画認定初の取り消し~技能実習生は単純労働だけをこなす人材ではない~

 
外国人技能実習生の受け入れが
珍しいことではなくなり、
町中でも多くみかけるように
なりました。
 
 
 
技能実習生は運用の拡大が
求められている一方で
多くの問題が指摘されており
受け入れる会社も法令に沿った
対応が求められています。
 
 
 
このような状況の中で初めて
技能実習計画認定が取り消しと
なった事案が報道されました。
 
 
 
今回の事案は、不法就労させた
ことが原因のようなので
言語道断でしょうが、
 
 
 
こういった動きがあるという
ことは、技能実習生を受け入れて
いる会社は知っておくべきでしょう。
 
 
 

技能実習生に対する労働基準法などの法令遵守が求められている

 
厚生労働省は、技能実習生に
対して労働基準法などの法令に
違反するようなことをして
いないか調査をしています。
 
 
 
割増賃金の支払いや違法な残業
などたくさんの法令違反が発覚
しており、
 
 
 
技能実習生を取り巻く就業環境の
状況を危惧して警鐘を鳴らして
います。
 
 
 
報道される事案を見ていると
その報道がありのままだとする
ならば、
 
 
 
「単純作業だけをする労働者」
「安い労働力」
「日本人が避ける仕事を補う人」
 
 
 
技能実習の目的とはほど遠い
扱いを受けていることが
はっきりしています。
 
 
 
技能実習の目的は、日本の
技術を学んでもらうこと

であり、
 
 
 
単純労働だけをする労働力とは
一線を画すことは認識をして
おく必要があります。
 
 
 

行方不明などの労務問題も

 
会社が積極的に意思の疎通を
していたとしても、ちょっと
したことがきっかけとなり、
 
 
 
ある日会社に来ないとか、
寮に行ったら荷物も何かもなく
もぬけの殻という問題が
発生することもあります。
 
 
 
日本のルールが浸透しづらい
場合もありますから、何が
良いことで何が良くないことか、
 
 
 
どういう条件であれば良くて、
許可を得るためにはどうしなくては
いけないかまで根気よく浸透を
させていくと良いでしょう。
 
 

お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2018年7月3日掲載-505)
 
※ 写真はイメージです