■ブラック企業のレッテルを貼られないためにまず求人の「○○○」を確認しよう
「ブラック企業」という指摘は、
一言で表現していても多くの
意味があって、
「明確な法令違反の根拠があるもの」
「違法ではないが労働条件が低いもの」
「過大なノルマなど業務が厳しいもの」
「何となく納得がいかないから言っているもの」
「ただ言いたいだけのもの」
最近は安易に使われている
こともあり、その発言を
そのまま受け入れては
いけないと思うことも
よくあります。
一方で、明らかに存在することが
危険という会社もあり、いずれ
淘汰されるでしょうが、
その一時の期間で不幸な事案を
生んでしまうのでよく見極める
ことが大切ですね。
友人が応募を検討しているという
会社の求人を,
見てほしいと言われたので
見たところ衝撃を受けました。
ブラック企業のレッテルを貼られないために「休日数」を確認
友人が気にしていたのは休日数
であり、求人には「94日」と
記載がありました。
1年365日-94日=271日
の勤務となります。友人からは
「少なくない??」と聞かれたの
ですが、
統計データから見ると少ないものの
これだけで違法ということには
なりません。
次に拘束時間から休憩時間を除いた
1日の労働時間を見てみると
「8時間」とあります。これも
一般的によくある時間ですが、
!Σ(×_×;)!
となるわけです。
1日の労働時間が8時間であれば
年間休日は完全週休2日であれば
カレンダーによりますが、年間104日
1年単位の変形労働時間制を
使った場合は、105日が
必要です。
求人していた会社は、完全週休2日
ではなかったので105日は必要な
はずなのに、11日の少ないものが
明示されていました。
その事実を知った時に友人が放った
一言、
「ブラック企業」です。
明示する労働条件は間違いのないように
中小企業は、求人の内容と実態が
違うという「ブラック企業」の
指摘が多いのですが、
人材が集まってくる働きやすい
会社は、このようなことがなく
求人の内容にまったく異論が
ない状態になっています。
求人の内容が人を寄せ付けない
内容になっているのに、
「応募がない」と言っても何も
変わらないので、
自身の利益を優先するのではなく
応募をする人のためになる求人と
なっているのか確認しましょう!
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2018年7月7日掲載-509)
※ 写真はイメージです