■ハラスメント対策に従業員が保険を備える時代に
「泣き寝入りしない」
「セクハラ・パワハラに保険で備え」
という記事のタイトルに驚きと
時代を感じさせられました。
職場のハラスメントに対して
泣き寝入りをしてしまう
ケースが少なくないという
ことで、
ハラスメント対策の保険が
発売され、注目を集めて
いるとのことです。
この保険が普及していけば、
ハラスメントが起こった時は
裁判や弁護士を介しての示談が
メインとなっていきそうですね。
会社としても、会社側が加害者
として訴えられた時のことを
想定して、保険を備えることが
必須になってくるかもしれません。
ハラスメントの証拠となる録音・撮影
報道の記事には、
ハラスメントの証拠として
録音や撮影が証拠となることが
書かれています。
最近のボイスレコーダーは、
鮮明に録音ができますから、
労務管理においても、従業員が
録音をしていることを前提に
対応をしていく方が賢明と
なっていくはずです。
録音や撮影を証拠として
ハラスメントを指摘されると
焦ってしまうことがありますが、
それが事実として、解決に向けて
対応をしていくだけですから、
録音や撮影を黙ってしていたこと
に対して、激怒をするなど
二次災害を起こさないように
しましょう。
録音・撮影をされていた時
こそ冷静にがポイントです。
従業員の金額の提示にすぐに応じないこと
ハラスメントを指摘した従業員から
手っ取り早い話として「○○円で解決」
という提示があることがあります。
それが考えているよりも低い
金額だったりすると、支払って
しまうことがありますが、
本当の解決には至らないため、
すぐに応じるのではなく、
会社のこれから先の対応を
含めて、慎重に検討をしてからに
しましょう。
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2018年7月23日掲載-525)
※ 写真はイメージです