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■労働者死傷病報告を故意に提出しないことは「労災かくし」に当たる

 
労災かくしに対して労働局と
労働基準監督署は、厳しい
姿勢で臨むことは以前から
変わりありませんが、
 
 
 
工事現場で転倒し、休業を
したにもかかわらず、
 
 
 
労働基準監督署に労働者
死傷病報告を提出しなかった
として、
 
 
 
労働基準監督署が、会社を
書類送検した事案の発表が
ありました。
 
 
 

労災かくしとは

 
事業者が労災事故を隠すために
労働基準監督署長に対し、
労働安全衛生法に定める報告を
 
 
 
(1)故意に提出しないこと
(2)虚偽の内容を記載して提出すること
いずれかの行為を一般に
「労災かくし」と呼んでいます。
 
 
 
よって報告をしないだけではなく、
報告した内容に虚偽のものが
含まれていても労災かくしです。
 
 
 

今後も手綱を緩めることはない

 
愛知労働局が公表した書面の
内容から、労災かくしに
対しては
 
 
 
今後も手綱を緩めることはない
強い姿勢を感じることができます。
 
 
 
事業者にとって様々な事情が
あるのでしょうが、
 
 
 
労災かくしは
被災者のことを後回しにして
第三者の利益を考えた行動を
していることがある
ことから
 
 
 
ちょっとした出来心で
隠蔽をするようなことが
ないようにしましょう。
 
 
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2018年9月20日掲載-584)
 
※ 写真はイメージです
 
 
 

【本日のブログに関するリーフレットや参照ページなど】

(労務管理資料お問い合わせ番号:00125:愛知労働局)
■労災かくしで書類送検(平成30年9月12日:一宮労働基準監督署発表)
https://jsite.mhlw.go.jp/aichi-roudoukyoku/content/contents/000300804.pdf