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■引き出しにしまっているだけの就業規則でもめ事に

 
事業所に10人以上の従業員が
働いているのに就業規則を
見たこともなかったが、
 
 
 
突然、社長が机から就業規則を
出して規制するルールを
無理強いしてきたということで
 
 
 
トラブルとなった場合には、
どのようになっていくので
しょうか?
 
 
 
社長は、
「言ってくれればいつでも見せた」
と主張し、
 
 
 
従業員は、
「社長に断りを得てから見るのはしんどい」
「見せてといってもきっと見せてくれない」
などの批判が出ました。
 
 
 

就業規則は「いつでも」「従業員の誰もが」「自由に見ることができる」が大原則

 
就業規則の閲覧については、
大原則があって
1.いつでも
2.従業員の誰もが
3.自由に見ることができる

という状況でなくてはいけません。
 
 
 
なくならないようにというような
配慮から社長や担当者の引き出して
保管をしている会社がありますが、
 
 
 
結果として上記の3つの原則の
環境ができていないと
労働基準法違反となります。
 
 
 
後から見ることができなかったと
言われるとトラブル必至の状態に
なりますから、
 
 
 
原本をお手元におきたい場合は、
コピーを設置するなどの方法で
3つの原則ができる環境にしましょう。
 
 
 

事業所で働く従業員が10人以上の場合は労働基準監督署に届出を

 
事業所で働く従業員が10人以上
いるのに、就業規則の届出が
労働基準監督署にされていない
というトラブルは多く、
 
 
 
せっかく周知をしていても
労働基準監督署からは
是正勧告を受けてしまいます。
 
 
 
労働基準監督署の受付印を
もらったものも一緒に
保管をして、
 
 
 
従業員に対して法令遵守を
していることを示すことが
できるようにしておきましょう!
 
 
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2018年10月16日掲載-610)
 
※ 写真はイメージです