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■退職理由である「一身上の都合」の詳細を問い詰めても良いのか

 
「条件は今より良い会社、以上。」
というコピーがCMで使われており
賛否があったと思いますが、
 
 
 
自身が働いている会社に
何らかの疑問や不信感を
持っている人に対しては
 
 
 
心に突き刺さるコピーだった
のではないかと思います。
 
 
 
現実に転職をした理由の上位には
転職前よりも条件が良かった
という理由が
 
 
 
上位にランクインすることでしょう。
転職の理由は、転職後の方からは
聞くことがありますが、
 
 
 
転職前の方がわざわざ詳細な理由を
あかしていくことは少ないのでは
ないでしょうか?
 
 
 
離れることを決めているのに
わざわざ跡を濁すような
ことはしない方が多いでしょう。
 
 
 

退職理由を必要以上に問い詰めることはパワハラと言われかねない

 
従業員から「一身上の都合」と
だけ書かれた退職届が提出され、
ショックを受けた経験をしたことが
ある方は多いことでしょう。
 
 
 
そんな気配がまったくなかったので
あればなおさらです。
ぜひ決断に至った理由の詳細を
聞きたいと思うこともあるでしょうが、
 
 
 
あくまで本人に協力を求める
スタンスでなくてはならない

考えてください。
 
 
 
すでに「一身上の都合」という
退職後の手続きには支障がない
ものを示しているからです。
 
 
 
言わなければ受け取らないとか
承認しないなどと言ってしまうと
パワーハラスメントと言われてしまう
新たな火種を生んでしまいます。
 
 
 

本当の理由(詳細)には会社の弱点が見えることがある

 
例えパワハラを言われるリスクを
冒してでも詳細の理由を聞くこと
には意味があります。
 
 
 
言わないものをしつこく聞く必要は
ありませんが、
中には教えてくれる人もいること
でしょう。
 
 
 
それだけでも会社の変化のきっかけ
となる一言が得られるかも
しれません。
 
 
 
・給料が転職先の方が良かった
・休日数が転職先の方が多い
・土日祝日が休みだから
・今までの人間関係がきつかった
・深夜勤務が嫌だった
 
 
 
・残業が多い
・残業代がすべて支払われない
・有給休暇が思うように取れない
・自分のやりたいことを見つけた
・このまま居ても未来が見えない
 
 
 
良い悪いは置いておくとして
教えてくれたことで会社の弱点が
見つかる
ことは間違いありません。
 
 
 
勇気をもって協力を求め
耳の痛い実態を受け取ることは
未来のために役立つ活きた情報なのです。
 
 

本日のブログのポイント
■退職理由の詳細は本人の協力を得て聞くようにしましょう

 
 
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2019年2月3日掲載-720)
 
※ 写真はイメージです