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■始業時間前の業務に対して残業代の請求をされたら困るのであれば「会社に来る時間を制限すること」「来ても業務に関連することを一切しないこと」

 
会社から特に指示をしていないのに
従業員の判断で始業時間前にきて
仕事の準備やメールのちぇっくなど
 
 
 
業務をしていて感心をしていたら
従業員から残業代の請求をされた
というご相談が増えています。
 
 
 
従業員の判断によって早くきていたと
しても、
仕事をしていたのならそれは残業
と判断される確率が高いと考えて
おきましょう。
 
 
 
従業員が始業時間前に仕事をしている
ところを社長や上司が見ていたとか、
メールの送信記録があるとか、
パソコンのログがあるとか、
 
 
 
結果として労働時間と判断する
根拠になっていきます。
 
 
 

交通事情で早く来るのであれば「業務に関連する作業を一切させないこと」

 
道路が込むから早くくるとか、
満員電車を避けたいから早くくる
ということはよく聞く話ですが、
 
 
 
それを認容するのであれば、
「業務の開始は始業時間から」を
徹底することです。

 
 
 
パソコンの電源を入れることも不可
顧客に電話することも不可
社内で打ち合わせも不可
朝礼やラジオ体操も不可
 
 
 
これを徹底していないことが原因で
会社は黙認をしていたとして
残業代の支払いを指導される
ケースも次々出てきています。
 
 
 

社内に入る時間を限定することも検討を

 
それでも従業員が早く来て仕事を
してしまうというようなことが
あるのであれば、
 
 
 
会社に入る時間を限定することも
検討
しましょう。
お互いに不便な制限になってしまい
ますが、
 
 
 
始業時間前の残業を請求されてから
「話が違う」と言っても取り戻しが
ききません。
 
 
 
終業時間後の残業だけでなく、
始業時間前の残業にも注意を
払う必要があるのです。
 
 

本日のブログのポイント
■勝手に朝早く来て仕事をしていることを放置していると残業代の支払いに関する指導を受けることがあります

 
 
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2019年4月27日掲載-803)
 
※ 写真はイメージです