■労働基準監督署に労働者死傷病報告を出さないもしくは虚偽の報告をすると書類送検となることも
愛知労働局が休業を伴う労災事故が
あったにもかかわらず、
労働基準監督署に労働者死傷病報告を
提出しなかったとして、
書類送検をしたことを公表しました。
昔からあるいわゆる労災かくしの
事案ですが、労働基準監督署は非常に
厳しい姿勢で対応をします。
「労災かくし」とは??
愛知労働局が公表した書面に
おいて労災かくしとは?について
記載をしています。
「労災かくし」とは??
■業者が労災事故を隠すために労働基準監督署長に対し,労働安全衛生法に定める報告を,①故意に提出しないこと,②虚偽の内容を記載して提出することを一般に「労災かくし」と呼んでいる。
故意に提出しないだけでなく
虚偽の内容を記載しても労災かくしにあたる
ということですから
「出しておけば良い」ということを
安易に考えてはいけないという
ことです。
しっかりと事故の顛末を調査して
労働基準監督署が把握できるような
労働者死傷病報告を提出しましょう。
本日のブログのポイント
■労働者死傷病報告に虚偽の内容を記載しても「労災かくし」に該当します
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2019年6月21日掲載-858)
※ 写真はイメージです