■社内の人間関係で「あなたが嫌い」はあるもの~パワハラ問題に発生しないように配置などで対応を~
教師が生徒に対して「君が嫌いだ」と
発言したことについて、口頭訓戒の
処分がされたことが報道されました。
人間関係ですから教師と生徒の中でも
合う・合わないはありますよね。
民間企業においても人間関係は
トラブルの原因となる最たるものと
言えるでしょう。
報道の事案では、言葉に発してしまった
ことが処分に至ってしまうわけですが、
民間企業でも「あなたが嫌いだ」を
発してしまうとハラスメントの
問題と人間関係の崩壊を招きます。
効果的な対策のひとつは配置を検討して交わらないようにすること
思い切り喧嘩をすれば仲直りと
いうことがあれば良いのですが、
そんな奇跡は現実的にはほぼ
期待ができません。
犬猿の仲と会社が判断するので
あれば、
配置を検討することです。
配置というのは、
(1)そもそも働く場所を別々にする
(2)同じ場所でも働いている部門を別々にする
(3)同じ場所・同じ部門で働くならせめて席の配置
これらを検討してみましょう。
人間関係が悪化していることを
知りつつ、
何も対応をしないことを批判
されることも出かねないためです。
過激な言動は控えるよう釘を刺すことも検討しよう
従業員間の人間関係に会社が
首を突っ込むことはなるべく
避けたいところですが、
それで周囲の従業員が迷惑を
被ってしまうことがあったり、
トラブルに発展することが
予測されるのであれば、
それぞれに過激な発言、過激な
行動をすることがないよう
先手を打っておきましょう。
社内の人間関係で合う
合わないは必ずあるものです。
冷静かつ慎重に対応を見極めましょう。
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2019年8月15日掲載-913)
※ 写真はイメージです