■社会保険に入りたいもしくは入りたくないのであれば勤務日数や労働時間の変更を検討していこう

社会保険料の負担はかなりのものですから会社の考え、従業員の考えそれぞれ「社会保険の適用をしないように」と思うことはあるでしょう。社会保険の不適切な適用などの問題は、ずっとくすぶっていました。

　労働基準法の遵守が特に注目されていますが、労働保険・社会保険の適用についても適切に行っていない会社は、場合によっては会社間取引にも影響を与えるものになってきています。

【社会保険は「適用しなければならない」か「適用することができない」かの二択】

社会保険の適用は、原則として１ヶ月に勤務する日数と１週間あたりの労働時間数・適用除外に該当するかしないかなどにより判断をし、

■適用をしなければならない
■適用することができない

　二択となるのであって、「私は入りたい」「私は入りたくない」「会社は入れたい」「会社は入れたくない」ということは適用には関係ありません。

【勤務日数や労働時間を検討する】

社会保険に入りたいのであれば「適用をしなければならない勤務日数・労働時間ようにする」

　社会保険に入りたくないのであれば「適用することができない勤務日数・労働時間ようにする」

　年金事務所も定期的な調査を実施しており、勤務実態を確認しますので毎月のチェックを欠かさないようにしましょう。

お問い合わせ電話番号：０５２－４１４－５６０３（2017年8月18日掲載-187）