■調査をするのは「労働基準監督署」か「労働局」かをしっかり押さえよう
一般的に労働基準監督署が担当するものとして行う調査・指導と労働局が担当するものとして行う調査・指導は区別されます。
労働基準監督署と労働局は関連のある行政機関ですから労働基準監督署と労働局のどちらから調査の案内が届いても一緒のように感じてしまいますが、内容は様々です。
【パートタイム労働法や育児介護休業法に関する調査は労働局】
パートタイム労働法や育児介護休業法・男女雇用機会均等法について調査を行うのは「労働局」です。
助成金に関する調査や派遣業関係の指導を行うのも「労働局」です。
どの機関から調査の案内や事業所への訪問があったのかを正しく押さえることが調査対応の第1歩ですから確実に押さえましょう。
どこかから突然人がやってきたということを紐解いていくと、民間の機関だったということもあれば、労働基準監督署だったということもあるのですが、労働基準監督署や労働局の場合は、名前をはっきり明示しますし、名刺を求めれば出してくれるはずですからまずは名刺をいただくと良いでしょう。
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2017年12月13日掲載-304)
※ 写真はイメージです