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■労働基準監督署は長時間労働の抑制・過重労働による健康障害防止のための自主点検表をきっかけに指導をするか

労働局や労働基準監督署が事業所に送付をして、自主点検表で報告を求める形式の「長時間労働の抑制・過重労働による健康障害防止のための自主点検」ですが、使用者からするとどのように答えて良いか悩むものもあるようです。
 
 
 名称はあくまで自主点検ですが、実際には労働基準監督署が行う調査の内容と一致する質問もあり、調査をされている印象を持つ方も少なくないのではないでしょうか
 
 

【自主点検の結果をもとに労働基準監督署は指導を行うことがある】

自主点検という名称でも調査の内容と一致をしていることから、労働局や労働基準監督署が放っておけないと感じる内容であれば、指導を行うことがあります。
 放っておけない代表事例=長時間労働をしているです。
 
 
 自主点検の段階で1ヶ月の時間外労働が80時間を超えているとなった場合には労働基準監督署から何らかのアクションがあるかもしれないと考えておきましょう。
 
 
 自主点検という名称で本来は自浄作用によって適正化させることが目的なのではないかと思いますが、労働基準監督官の不足も相まってこのような手法が採られているのかもしれません。
 
 

【自主点検で偽りの報告をしないように】

労働基準監督署に偽りの報告をして書類送検をされたという報道を見かけることがありますが、調査にくるかもしれないから偽りの報告をするということは本末転倒ですからやめておきましょう。
 
 
 労働基準監督署が労働者からの相談・申告により時間外労働の実態を知っているかもしれないですし、偽りの報告は傷口を広げるリスクを負うだけです。
 
 
 中部労務管理センターは、自主点検後の対応についてもお手伝いをしております!
 
 

お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2017年12月19日掲載-310)
※ 写真はイメージです