■従業員が不当解雇と考えた場合にどのような内容で提訴をするか
懲戒解雇をされた従業員が、不当解雇であるとして提訴した事例が報道されました。
(出典:YAHOO!JAPANニュース:毎日新聞)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171222-00000044-mai-soci
※ ニュースのリンクは一定期間経過するとリンク切れとなっている場合があります
【解雇が無効であるということと同時に解雇されなければ受け取れた給与分の支払いも求める】
解雇が無効であるということに加えて、自身の従前の地位が維持されることおよび解雇されなければ受け取れた給与分の支払いも求めて提訴をしています。
裁判所の判断により解雇が無効となった場合には、受け取れたはずの給与の支払いも必要となるケースがあることも認識しておかなくてはいけません。
この状況において実際に働いていなくても裁判所は当該期間の給与等の支払いを命じることがあるということになります。
今後の裁判で裁判所がどのように判断をするか注目をしたい事案です。
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2017年12月22日掲載-313)
※ イラストはイメージです