■新卒が連休明けに退職~何かのサインだけどすべて会社が悪い訳ではないですよ~
新卒の就職内定率や有効求人倍率が
高い水準であることが報道されて
いますが、
人手不足だから、退職する人が
減るとはいう訳ではありません。
連休が明けると、連休中に自分の
将来を考えた新卒入社の従業員が
退職を申し出たということで
毎年のようにお客様から連絡や
ご相談をいただきます。
つい、会社に何か問題があるのだと
落ち込んでしまうこともあるかも
しれませんが、
どこの会社でも起こり得ることであり
必ずしも会社が悪いと捉える必要は
ありません。
ただし、何かのサインがある
ことだけは冷静に検討をしておく
必要があります。
最初から退職を心に決めて入社している人もいる
採用面接の時にどのような話をして
いても、最初から期限を決めて入社
している人もたくさんいます。
・第一志望を業界に未練がある
・公務員になりたかった
・進学がしたかった
・採用が決まればより条件の良い
会社に転職したい
入社の段階で、退職を決めている人の
退職を止めることは難しいので
このようなケースは、気持ちを
切り替えるしかないでしょう。
気をつけなくてはいけないサインとは
一方で対策を打たなくてはいけない
場合もあります。
・入社前のイメージと何か違う
・ブラック企業だと判断した
・会社の将来性に疑問を感じた
・先輩や上司が疲弊している
・給与が友達より少なかった
はっきり退職理由を表明して
退職をする新卒社員は少ないと
思いますが、
上記のようなものが原因だと
新卒の退職を繰り返すことになる
ので、現実を受け止めて対策が
必要か検討をしなくてはなりません。
連休明けの申し出がある、新卒社員の
退職の申し出は、気持ちを切り替える
ものと、原因を究明するものと2つ
あります。
「すぐに退職しやがって」と怒りの
感情だけで終わらしては、同じことの
繰り返しです。
中部労務管理センターでは、棲み分けを
して、新卒社員が長く勤めたいと思って
もらえる会社作りを一緒に作っていく
お手伝いをしています。
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2018年4月28日掲載-439)
※ イラストはイメージです