■メールやLINEで叱責するとそのすべてが証拠として保存されていると考えよう
最高経営責任者から届いた高圧的な
メールがパワハラに該当する可能性が
高いという記事が出ていましたが、
今日のブログはその内容如何ではなく
メールやLINEで叱責した
内容はそのすべてが証拠として
残っているということです。
これから先において、いつ誰に
何を言われたということが
数ヶ月後に大量の証拠とともに
訴えが提起されることもあるかも
しれません。
メールやLINEは送信者側が考えるよりも強く悪く伝わっている
メールやLINEなどにより
文字で送る叱責というのは、
送信者が思っている以上に強く悪く
伝わっていると考えましょう。
ちょっとした一言のつもりが
受け取り手にとっては大きな
圧力や厳しい叱責となることは
少なくありません。
それが恨みつらみとなって
後からパワハラとして訴える
ということに繋がっていく
こともあるわけです。
結果として後から文字だけで見た
ときにその発言か適切かどうか
送る前に深呼吸をして考えてからに
しましょう。
口頭で注意をすることは録音・録画をしているかもしれない
パワハラの証拠を手に入れたいと
思うなら、メールやLINEの
保存に加えて
口頭で注意をされている時に
録画や録音をしているかも
しれません。
録音をされていると思って
発言をすることになるわけですが、
誰が聞いてもパワハラではなく
指導の範囲で内容も正当なもの
と判断されるものであれば
パワハラだと指摘をされても
臆することなく「違う」と
言えるはずです。
指導や叱責をするときには
冷静に感情を落ち着けて
するようにしましょう。
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2019年4月11日掲載-787)
※ 写真はイメージです