■労働組合の幹部に不正なお金を支給することは「会社と労働組合が癒着していた」と判断されてしまうのでやってはならない行為です
労働組合の幹部に賞与のなどの
名目で金銭を渡していたとして
不正な支出をしているとの
報道がありました。
労働組合との交渉や対応をして
いる方であれば、
その苦労というのはよくわかる
ことでしょうが
金銭を渡していたことが
労使の交渉を円滑に進めるため
だとするならば
不適切な対応と批判をされても
仕方がありません。
疑われないためにはお互いが適度な距離を保つこと
会社が労働組合の便宜を図った
ということが問題視されることから
お互いに立場がありますので
労働組合と使用者は適度な
距離を保つことが良いでしょう。
今回の報道の事案も、会社が渡した
金銭が労働組合の費用となっていたと
されており
仮に会社にそのような意識がなかった
としても
癒着をしているという疑念を晴らす
ことはできないため、
双方がそれぞれの距離を保って
疑われるようなことがないよう
行動することが良いでしょう。
本日のブログのポイント
■労働組合との癒着と受け取られることがないよう適度な距離の関係を保つようにしましょう
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※ 写真はイメージです