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■物に当たる従業員に対して会社が積み重ねておくべき記録と対応

 
物に当たる従業員がいて困っている
というご相談をいただきました。
 
 
 
程度こそあれ、経験がある方も
いることでしょう。
 
 
 
仕事の中でおもしろくないことが
あったり、
上司に怒られると物に当たる
そうです。
 
 
 
ゴミ箱がへこんでいるなぁと
思っていたところ
その従業員が蹴ったからという
ことがわかりました。
 
 
 

物に当たることを許してはいけない

 
物に当たることを許しては
いけません。

 
 
 
物に当たることをしなくなる
ということにはなかなか
至らないのですが、
 
 
 
何の責任も負うことなく
許されているのであれば
絶対に少なくなることはないのです。
 
 
 
物にあたるということは
その物が壊れたときは
故意で壊したということ
です。

 
 
 
壊した物の費用は当然に
従業員に負担をしてもらう
べきです。
 
 
 

就業規則を整備しよう

 
個人的な感情の起伏で
会社のものが壊されては
たまったものではありません。
 
 
 
会社の物に当たることを禁止し
費用の負担をしてもらうことを
記載して、
 
 
 
場合によっては給与から
徴収することができるよう
協定の締結など整備をしましょう。
 
 
 
ただし
実費以上のものを徴収しない
ようにしましょう。
 
 
 
加えて物に当たった都度に
なぜ物に当たるに至ったのか
どういう指導をしたかを記録する

ことをしていきましょう。
 
 
 
本人が気づいて少なくとも
会社のものを壊すことが
なくなればまだ良いのですが、
 
 
 
その他の従業員が腫れ物を
触るようになってしまい
組織が崩壊に向かうことが
あります。
 
 
 
みんなが恐怖や嫌悪感を感じる
ような時には解雇ということも
視野に入れなくてはならない
かもしれません。
 
 
 
そういう時には会社が蓄積した
記録がひとつの根拠となることが
ありますので記録しましょう。
 
 

本日のブログのポイント
■従業員が気に入らないことがあったときに会社で物に当たるということは絶対に許してはいけないことです。

 
 
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※ 写真はイメージです