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■後輩や部下から先輩・上司へのパワハラとなる場合はあるか

一般的にパワハラは先輩や上司から後輩・部下に対して行われるイメージがあるかもしれません。
 
 後輩から浴びせられる暴言に対して、労働局が助言した内容に関する報道があります。
 

(出典:YAHOO!JAPANニュース:京都新聞)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170702-00000001-kyt-l26
 

【後輩や部下から先輩・上司に対する行為がパワハラとなる場合も】

後輩や部下から先輩・上司に対する行為がパワハラと判断されることはあります。根深いのは、このような場合に集団で行われる場合もあり、明確な証拠が見つけられないケースが出てくることです。
 
 後輩や部下が先輩・上司を無視しているような場合はパワハラの可能性ありと判断をして調査など具体的な対応を取ると良いでしょう。
 
 同様に上司や先輩が頼んだ仕事を「自分の仕事ではない」と正当な理由なく一方的に拒否を続けるような行為に対しても具体的な対応を検討しましょう。
 

【厚生労働省も後輩や部下からのパワハラがあると認識している】

厚生労働省も上司や先輩が加害者となるだけではなく、部下や後輩が加害者になり得ることを認識しています。
 
 今回の事例に関する報道に書かれている京都労働局が助言をしている内容もそのことを裏付けるものとなっていますね。
 

お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2017年7月3日掲載-141)