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■労働基準監督官に虚偽の陳述をするとどうなるか

労働基準監督署の調査があると労働基準監督官から会社に対して質問をされることがあります。返答に窮してのことなのか、中には労働基準監督官からの質問に対して虚偽の陳述をしてしまう使用者もいるようです。
 
山梨労働局が、労働基準監督官に虚偽の陳述をしたとして送検をしたことを公表しています。
 

【労働基準法第120条に罰則が定められている】

労働基準法第120条には虚偽の報告に関する罰則が定められています。労働基準監督官に虚偽の報告をすると30万円以下の罰金となる可能性があることを認識しておきましょう。
 
 それに加えて、労働基準法違反による送検事例として公表されてしまうことが痛手であり、不名誉なことですね。
 

【労働基準監督官の質問にはちゃんと答える】

労働基準監督官の質問に答えることが恐いと思う時もあるかもしれません。だからといって嘘の報告は言語道断です
 
 会社の考えや労務管理の状態が誤っていたのであれば、時間をかけてでも改善をしていけば良いのです。ですから労働基準監督官の質問にはちゃんと答えましょう!例えば、従業員から労働基準監督署に実態を含めて相談がされているのであれば、労働基準監督署は質問をする前から労働基準法違反の可能性があることをわかっている場合もあるのですから・・・
 

【まずは専門家に相談を!】

労働基準監督署に報告するためにどう改善し、どう報告をするのか・・・どのようにちゃんと答えてよいかわからないときは中部労務管理センターへご相談ください!嘘の報告をしたり、やってもいないことを報告することは、まったく意味がありません。後悔先に立たずです。
 

お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2017年8月11日掲載-180)
 

【本日のブログに関するリーフレットや参照ページなど】

(労務管理資料お問い合わせ番号:00061:山梨労働局)
労働基準法関係法令違反に係る公表事案(最終更新日平成29年8月10日版)
http://yamanashi-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/library/yamanashi-roudoukyoku/kantoku/kouhyoujian290810.pdf
 

※資料等のリンクはブログ投稿時点でリンクをしていたものです。リンク先が変更した場合など見ることができなくなることがございますのでご了承ください。