■過剰なノルマを課すことでどのようなトラブルが起こるか
過剰なノルマや業務外の仕事を課されたとして労働審判を申し立てた事例が報道されました。
仕事の任せる範囲・量などが過剰になると今回の事案のようなトラブルが発生します。
(出典:YAHOO!JAPANニュース:神戸新聞NEXT)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171004-00000000-kobenext-l28
【使用者側は調停に応じた】
報道では調停が成立したとなっていますので、使用者側も一定の行為があったことを認めて「今後このようなことがないよう・・・」というコメントにつながったのでしょう。
従業員が録音や録画をしていたり、他の従業員が証言をしたりということがあるので、ハラスメントが会社の知るよしのない場所で行われていても責任が問われかねない時代です。
【「現場にまかせていた」は言い訳になってしまうことが・・・】
労務トラブルが発生した時につい言ってしまいがちな「現場にまかせていた」という発言ですが、言い訳に過ぎないコメントになってしまうことが多いと言えます。
現場に任せていたのか、従業員の視点から見て「現場に押しつけていた」になっていないかは、確認をしておく必要があるでしょう。押しつけているのであれば、再構築をして現場で進めていくことができる仕組み作りが必要です。
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2017年10月4日掲載-234)