■無免許で解体用重機を運転させると労働基準監督署はどのような指摘をするか
解体用重機を無免許の技能実習生に運転させた上に別の従業員に重傷を負わせたとして罰金となった事案が報道されました。
(出典:YAHOO!JAPANニュース:伊勢新聞社)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171026-00001515-isenp-l24
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【労働基準監督署は安全衛生法違反を指摘】
労働基準監督署は、会社と工場長について労働安全衛生法違反として略式起訴をしました。当然のことですが、無免許で重機等を運転することについて労働基準監督署は厳しい対応をします。
【技能実習生も罰金】
どこまで技能実習生が本来あるべき状況を理解していたかなど詳細はわかりませんが、今回の事案では技能実習生も罰金となりました。技術を学びに来ているにもかかわらずこのようなことになるとは考えてもいなかったのではないかと思います。
技能実習生の取扱いについて課題があると議論されていますが、介護業界にも11月から広げられることで実習生の増加が見込まれています。労働基準法などの法令を遵守することは企業に求められる必須事項です。
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2017年10月30日掲載-260)
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