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■ブラックバイトと批判を受けることは大きな負荷となる~初の和解事案~

報道で大きくブラックバイトとして取り上げられた事案において、和解が成立したことが公表されました。
 
 
 会社が謝罪と解決金の支払いをすることから一定の責任を認めての和解と考えられます。解決金の支払いもさることながら、大きく報道され多くの批判を受ける状況になってしまったことが今後の会社の運営に大きな負荷となってしまいます。
 

(出典:YAHOO!JAPANニュース:毎日新聞)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171109-00000106-mai-soci
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【求人に影響を与えるか】

ブラックバイトと取り上げられてしまうとそこには大きな壁ができてしまい、応募を考えていた求職者が離れていってしまうことが予測されます。これを払拭するためには、会社がアルバイトの就業環境を周囲の期待以上のものにしていかないといけなくなるため、全社的な取り組みが必要になります。
 
 
 あたり前のことではあるのですが、労働基準法をはじめとする法令を遵守していますということだけでも一定の評価を得ることができるでしょう。
 
 
 常に法令違反がないかを確認し、法令遵守に加えて、このような上積みの働きがいがありますと言えることが応募を呼び込むことにつながっていくでしょう。
 
 

【給与を減額する・給与から徴収することはトラブルのもと】

ブラックバイトと批判をされる根拠のひとつとして、明確な根拠なく働きが悪いと判断された場合に給与が減額される(手当が支給されない)とか成果がなかったりミスがあると給与からいくらか徴収するということがあります。
 
 
 SNSへの投稿や報道などで明らかになった時に大きく取り上げられてしまいますし労働基準法違反の疑いもかかってきます。何らかの解決しない問題があっての減額や徴収なのかもしれませんが、これをもって解決しようというところにブラックバイトと批判される要因があるので違う対策を模索しなくてはなりません。
 
 

お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2017年11月10日掲載-271)
※ 写真はイメージです