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■会社でハラスメントが発生した時に確認したい○○○の考えがないか

「いいから早く帰れ」という言葉が、ハラスメントだとして仕事が減らないのに困っているとニュースで放送がされていました。いわゆる「ジタハラ」というやつです。
 
 
 働き方改革による残業規制がでてくることを考えれば、一定時間をもって帰宅させるしか選択肢がない状況も考えられるため、言っている上司もつらい立場と理解する必要があるのかもしれません。
 
 

【多くのハラスメントで背景にある「自分軸」】

ハラスメントが起こってご相談をいただく際に、じっくり状況の仕分けをしているとかなりのケースで出てきます。
 
 
 何が出てくるかというと「自分のことを優先した発言」「自分のことを優先した行動」「相手の事をまったく考えていない状況」です。
 
 
自分の立場を安全かつ安定した位置に置くことができないから相手に対して攻撃的な言動をしてしまうような時に、相手の状況や心境など一切考慮せずにしてしまうため、ストレートな表現が相手を傷つけてしまうということがあります。
一呼吸置いて冷静に考えると「そうだ」とわかることもあるのに、一呼吸に立ち返ることができないことに増加している要因があるといえるでしょう。
 
 
 つまりちょっと相手のことを優先することでハラスメントは減らせるということです。
 
 
 いろいろな目線からみたものに板挟みになることが多い現代社会において、相手を優先することが辛い(自分を優先することで精一杯になってしまう)のかもしれませんが、円滑になるコツはここにあると筆者は考えています。
 
 

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※ 写真はイメージです