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■元旦の営業を見直す際に休日と有給休暇のどちらを選択するか

コンビニチェーンのひとつが、およそ半数の店舗について元旦を休業とするという報道がありました。24時間365日営業をしていることが当たり前という感覚に筆者はなっていますが、思い返してみると筆者が子どもの時には、元旦に営業をしているところを探す方が難しいくらいの状況でした。
 
 
 人手不足と言われる中で一石を投じる取り組みであり、今後、同じようなことを検討する会社も出てくることでしょう。
 

(出典:YAHOO!JAPANニュース:朝日新聞デジタル)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171216-00000019-asahi-soci
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【元旦を休業するにあたり「休日」とするか「有給休暇」とするか】

元旦を休日とするか、有給休暇とするか・・・
 どちらを選択してもメリット・デメリットががある
 のでどちらを選択した方が良いということは会社により異なります。
 
 
 一般的には、元旦を休日にしてしまうということが多いかもしれませんが、
仮に労働基準法違反となることがないような休日数が確保をされているのであれば有給休暇を検討する価値はあると思います。
 
 
 どのようになっていくか不透明ですが、
 有給休暇が義務化となるのであればこれを意識して有給休暇を選択する
 ことも良い選択となり得ると筆者は考えています。有給休暇の消化率も上げていくことができれば、採用にも一役買うかもしれません。
 
 

【必ず就業規則の見直しと労使協定の締結を】

休日・休暇は、就業規則に記載をしなくてはいけない事項ですから、新しい取り組みを決めたのであれば、必ず見直しをしましょう。
 変更をしていないことでその取り組みが労働基準監督署から指導を受けるとうようなことも考えられるからです。
 
 
 年次有給休暇の計画付与の制度を導入するのであれば、労使協定の締結が必要です。一方的に「元旦は全員有給休暇です」と伝えるだけの取扱いはやまめしょう。
 有給休暇の残りがない従業員や入社したての従業員に対する対応も検討をしなくてはなりません。
 
 

お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2017年12月16日掲載-307)
※ 写真はイメージです