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■ニーズは必ずある給与の日払い・分割払い~メリット・デメリットを考えて検討を~

日払いの給与が正社員にも広がる傾向があり、若者を中心に人気があるとの報道がありました。
 働いた分の給与がすぐにもらえるという点に魅力を感じて求人に一役買うことは十分に考えられます。
 
 
 給与担当者は、その管理が煩雑になることから、まず給与担当者に配慮する何かが必要かもしれないですね(笑)。
 
(出典:YAHOO!JAPANニュース:NIKKEI STYLE日本経済新聞夕刊)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180114-00010000-nikkeisty-bus_all&p=2
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【社員とのコミュニケーションのきっかけにすることができる】

日常の業務においては、何かきっかけがないと従業員とのコミュニケーションを取る機会がないということもあるでしょう。
 
 
 日払いで給与を受けるためには、都度の社長に対する申請が必要というようなルールにしておけば、コミュニケーションのきっかけになるはずです。
 
 
 会社が踏む込むことではありませんが、コミュニケーションから従業員のお財布事情や個人的な悩みなども見えてくるかもしれません。
 
 

【社会保険料・雇用保険料・所得税・住民税などどのように徴収するかルールが必要】

短期アルバイトのように社会保険や雇用保険に加入をしていないケースは比較的日払いがやりやすいといえるでしょう。
 一方で、正社員に広げようと考えると、社会保険や雇用保険に加入をしているのでどのように保険料を徴収していくかが課題となります。
 
 
 社会保険料・雇用保険料を後にまわせば、会社が正しく計算をしていても残額が思っていたよりも少ないというトラブルが起こることが想定されます。
 報道の中でも紹介されている通り、上限を設けるなどのルール設定が必要でしょう。
 
 

【いわゆる「飛ぶ」が増えることも考えられる】

給与が日払いになると、どうしても増える傾向にあることが、ある日突然出勤せず、行方不明になるということです。
 
 
 飛ぶことで困ることは盛りだくさんですが、貸与物が返ってこないことが悩みとなるはずです。退職手続きをするにもできないことから、就業規則で明確なルールを定めることが必須といえるでしょう。
 
 

お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2018年1月14日掲載-336)
※ 写真はイメージです