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■無断で会話を録音することはパワハラと判断されることも

パワハラに関する裁判所の判断は、会社が対策を講じる上で参考になりますが、無断で会話を録音していたことについて、パワハラと裁判所が判断した事例が報道されました。
 
(出典:YAHOO!JAPANニュース:朝日新聞デジタル)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180213-00000097-asahi-soci
 

【無断で会話を録音していたことをパワハラと認定】

何を目的に会話を録音するに至ったのかなど細かい定義は報道には書かれていませんが、無断で会話を録音することは賠償を負うリスクがあると考えておかなくてはなりません。
 
 
 会話を録音するのであれば、双方が録音機器を持ち込んでお互い同意の上で実施することがリスクを抱えないための選択肢のひとつと言えるでしょう。
 
 

【敵対的な態度はパワハラの具体例のひとつ】

敵対的な態度はパワハラと認定されることは以前から変わりがありませんが、敵対的な態度は上司等が自覚なくそのような態度になっていることがあるので後から問題になりやすいケースです。
 
 
 今回の事案では、人格を不法に侵害するパワハラと認定していることから、態度に敵対の意思が出ていないか冷静に判断をする必要があります。
 
 

お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2018年2月14日掲載-366)
 
※ 写真はイメージです