■労災かくしに対して労働基準監督署は厳しい対応をする
名古屋南労働基準監督署が労災かくしの疑いで書類送検をしたことを公表しました。労災かくしの事案について労働基準監督署は非常に厳しい対応をします。
【スタンスは「犯罪」】
なぜ労働基準監督署が労災かくしに対して厳しい対応をするかというと
労災かくしは犯罪と考えているからです。
労働基準監督署が悪質と判断すると書類送検も辞さないのはこのためです。
【労災かくしは被災した従業員から発覚する】
労災かくしによって、被災者が困窮する立場に立ってしまうことがありますが、労働基準監督署にストレートに相談に行けば即刻厳しい指導がきます。
労働災害が発生したことに恥ずかしい気持ちになることがあるかもしれませんが、だから労災かくしをしましたという言い訳は通用しません。
起こってしまった労働災害については、適正な手続きをしていきましょう。企業イメージを損なうことにつながりかねません。
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2018年2月22日掲載-374)
【本日のブログに関するリーフレットや参照ページなど】
(労務管理資料お問い合わせ番号:00096:愛知労働局)
■労災かくしの疑いで書類送検(平成30年2月9日名古屋南労働基準監督署発表:愛知労働局ホームページ平成30年2月20日掲載)
http://aichi-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/var/rev0/0119/9454/20182149156.pdf※資料等のリンクはブログ投稿時点でリンクをしていたものです。リンク先が変更した場合など見ることができなくなることがございますのでご了承ください。
※ 写真はイメージです