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■全国の労働基準監督署に設置される「労働時間改善指導・援助チーム」は支援班と調査・指導班で構成される

以前に報道されていた全国の労働基準監督署に設置されるチームについて厚生労働省から発表がありました。
 

【チームは「支援班」と「調査・指導班」で構成される】

この「労働時間改善指導・援助チーム」は全国の労働基準監督署に設置されますので管轄の労働基準監督署に行けば支援が受けられるということになりますから良い制度ですね。
 
 
 人手不足が指摘されていた労働基準監督署なのでどういったレベルの支援や調査・指導が行われるかは未知数ですが、支援とともに調査・指導も積極的なものになると見て良いでしょう。
 
 

【メインテーマは「労働時間削減」】

支援班のリーフレットを見ると主眼に置かれているのは労働時間削減のようです。長時間労働で体調を崩したり、自殺をする方が出ている状況を考えるとメインテーマになることもよくわかります。
 
 
 一方で労働時間削減が支給される残業代の低下に結果としてつながってしまい、従業員が退職を選択するという問題が特に中小企業において懸念事項として挙げられるため、単純に労働時間を削減することだけに集中せず、周囲に与える影響もよく検討をしながら働き方改革を進めていきましょう。
 
 

お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2018年3月28日掲載-408)
 

【本日のブログに関するリーフレットや参照ページなど】

(労務管理資料お問い合わせ番号:00110:厚生労働省)
■働き方改革への取り組みを支えるため労働時間相談・支援コーナーを設置します(平成30年3月版)
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11202000-Roudoukijunkyoku-Kantokuka/0000199552.pdf
 

※資料等のリンクはブログ投稿時点でリンクをしていたものです。リンク先が変更した場合など見ることができなくなることがございますのでご了承ください。 
※ イラストはリーフレットの1ページ目です