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■平成30年の新入社員の特徴とタイプは???一方で変わらない労務トラブル

 
毎年、公益財団法人日本生産性本部から発表
される「新入社員の特徴とタイプ」
平成29年は、キャラクター捕獲ゲーム型
平成28年は、ドローン型
果たして平成30年は・・・
 
 
 
平成29年度をもって終了( ゜Д゜;)!?
ということで発表はありませんでした。
毎年、楽しみにしていた人も多いと思うのですが・・・
無駄に批判とかもあったので辛いこともあったのでしょう。。。
 
 
 
ちなみに私は「栄養補給食品型」
もう時代の違いを感じますね( ゜Д゜;)!?
特徴とタイプに変化はあれど、変わらない
労務トラブルが新入社員にはあります。
 
 
 

ある日突然会社に来なくなる

 
時期はゴールデンウィーク明けが多いかも
しれません。突然、新入社員が来なくなる
というトラブルは、昔から変わりません。
 
 
 
こうなってしまうとなかなか元に戻るという
ことが難しくなります。会社が本人の想像を超える
理解を示し、周囲の従業員に根回しをして
不安にさせないよう親心をもって受け入れることで
回避ができる場合もあります。
 
 
 
一方で新しくやりたいことが見えている場合や
もう会社に行きたくないという気持ちが固まって
いると再び出社は困難となります。
 
 
 
退職となる場合に、ついカッとなってしまって
話を詰めないことに陥りやすいことが
退職日の確定です。
 
 
 

必ず本人の意思を確認することがポイント

 
退職を決断したご本人が、退職の申し出を書面で出して
きて、そこに退職日の記載があれば、それを受理して
承認することで特にトラブルになることはありません。
 
 
 
問題は、
・書面で出してきたけれど退職日の記載がない
・メールやLINEで退職の申し出をしてきた
・親や兄弟から電話があって退職すると申し出があった
 
 
 
こんな状態を放置してしまうとトラブルになる
ことがあるのですね。まぁいいやではなく、
本人が、いつ付けで退職すると言った根拠を残す
ことが会社を守ることにつながります。
 
 
 
よく発生するのは、退職後に健康保険証を使うという
トラブルです。健康保険証が有効なものとして使える
のは、「退職日まで」です。
 
 
 
退職日以後に病院に提示して使えたとしても
健康保険は給付をしません。
そこでトラブル勃発ということがあるのです。
 
 
 
会社としては、本人の意思で申し出をした日付で
手続きをしたということを示して、適正な管理を
していることが言えるようにしたい訳です。
 
 
 

会う機会を作ることがお勧め

 
退職すると決めた場合に、もう会社の人とは
会いたくないと、電話に出ない、メールに返信しない
SNSは既読スルーなど難しい場合もあると
思いますが、できれば会う機会を作りましょう。
 
 
 
健康保険証や会社が貸与している制服やパソコンなど
があれば返却をしてもらう必要があります。名刺も
回収しておくと良いでしょう。
 
 
 
会社に個人所有のものを置いたままにしてある場合も
ありますから、個人所有のものは返却をして、会社に
残さないようにしましょう。
 
 
 
1回会う機会を作ることでこれらの作業が一気に進める
ことができます。一歩踏み込んだ対応をすることで後の
トラブルを防止できますのでぜひご検討を!
 
 
 
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2018年4月9日掲載-420)
 
※ 写真はイメージです