■有給休暇をどれだけ取得すると従業員満足は高まるのか
有給休暇について、他社では
どれくらいの日数が取得されて
いるかということは気にしなく
てもいいことですが、気になる
ものですよね。
他社の従業員より自社の従業員の
方が有給休暇を取得できていない
となれば、ちょっと心配になる
かもしれません。
他のことで会社の強みを打ち出す
ことができれば気にする必要は
ありませんが、
有給休暇の取得率は、
定着率や求人募集の応募に
かなり影響を与えるものと
なりつつあります。
統計における平均取得率は約49.4%
厚生労働省が発表している
平成29年就労条件総合調査結果
によると
年次有給休暇の平均取得率は
49.4%となっています
つまり取得率が半分では、十分と
考える従業員はそれほどいないと
考えた方が良いでしょう。
良くも悪くも、日本人は統計を
上回っていると一定の納得や
満足感を得るものと思われますので
「自社の有給休暇の取得率は7割です」
と言うことができると従業員満足は
高まると言えるでしょう。
有給休暇の管理台帳の作成が義務となる
働き方改革により有給休暇の
管理台帳を、会社は作成しな
くてはならなくなります。
管理台帳を作成しなければ
ならないことは、施行の時期に
大きく報道されるようになる
でしょうから
仮に作成していないということに
なると、社内に不信感が広がる
ことも考えられますから
先に準備をしておきたい場合は
福井労働局がよいエクセルを
公表していますから利用すると
良いと思います。
管理台帳の作成が義務化となれば消化率は上がってくる
有給休暇の管理台帳があることが
社内に浸透すると、自身の保有する
有給休暇の残日数を気にする従業員
さんもいることでしょう。
有給休暇に対する考え方は千差万別
ですからすべてとは言いませんが、
取得率は上がることが想定されます。
誰かが有給休暇を取得したら業務が
回らないという状況だとトラブル必至
ですから今から備えておく必要が
あります。
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2018年4月22日掲載-433)
※ 写真はイメージです
【本日のブログに関するリーフレットや参照ページなど】
(労務管理資料お問い合わせ番号:00113:福井労働局)
■年次有給休暇取得管理台帳
https://jsite.mhlw.go.jp/fukui-roudoukyoku/content/contents/000213660.xlsx
(労務管理資料お問い合わせ番号:00114:福井労働局)
■年次有給休暇取得管理台帳(記載例)
https://jsite.mhlw.go.jp/fukui-roudoukyoku/content/contents/000199933.pdf
※資料等のリンクはブログ投稿時点でリンクをしていたものです。リンク先が変更した場合など見ることができなくなることがございますのでご了承ください。