■なぜ失業給付を受ける際に離職理由（会社都合または正当な理由のある自己都合）について異議を申し立てるのか

ハローワークで失業給付の受給
手続きをする際に、事業主が
書いた退職理由に異議がないか

ハローワークの窓口で確認され
ますが、この時に異議を申し立てる
ケースが増えてきた印象があります。

・認識の違い
・コミュニケーションの不足
・相互の関係性の悪化

様々な理由がありますが、多くは
会社と従業員の言い分が食い違う
ものとなります。

そして申し立てをする従業員は、
会社都合の退職または
正当な理由のある自己都合退職
であると主張をします。

事実がすべて

どのような申し立てをしたとしても
事実確認をして、その事実を報告
すれば良いのですが、

ひとつの事実に対しても双方の
考え方が違うということもある
ので、

会社としては、事実に基づいた
会社としての見解を報告し、追加の
依頼があれば誠実に対応をすれば
問題ありません。

従業員からの申し立ての内容も
確認をして、事実確認が漏れない
ようにだけしておきましょう。

目的も様々だが・・・

退職理由に異議を申し立てる
目的は、様々ですが、

・失業給付を早く受けたい
・失業給付を長期にわたって受けたい
・国民健康保険料を安くしたい（期間限定）
・会社に一言もの申したい
主に挙げられるのはこれらのものです。

目的を知ったからといって何かが
変わる訳ではありませんが、

確固たるものをもって申し立てを
していると考えておいた方が良い
でしょう。

異議の申し立てがあったら冷静に粛々と

異議の申し立てがあるとその
対応に時間が取られることも
あって、感情的になってしまう
ことがあるかもしれませんが、

冷静に粛々と対応
これがお勧めです。

口頭で報告か、書面で報告かに
ついては、ハローワークの担当者
から指示をもらえば良いのですが、

事実に基づいた会社の見解を
ぶれないように報告しましょう。

感情的になってしまうようで
あれば、中部労務管理センターが
ご相談に応じます。

お問い合わせ電話番号：０５２－４１４－５６０３（2018年5月2日掲載-443）

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