■未払賃金請求の時効について延長が検討されている
未払賃金請求の時効について
延長が検討されているという
報道がありました。
かねてから議論のあった事項
ですが、残業代の未払いを
請求する際に使われます。
正しい単価の残業代
正しい時間数の残業代
適正な支払いができていない会社
には、非常に厳しい内容と言える
でしょう。
まだ議論がされたばかりですが、
このまま議論が深まるとするならば
一刻も早く改善をしましょう!!!!!
検討段階では、大きく報道される
ことはないでしょうが、正式に
施行されれば、
あらゆる媒体で情報提供される
ことは間違いありません。
場合によっては数百万円の請求となることも
現在の未払い賃金の時効は
2年です。
自主的に是正をする場合には
これを基準として2年間遡及を
して支払っているものも見受け
られます。
2年でも100万円を超える支払い
もあることが報道されていますから
5年になれば従業員1名について
数百万円の支払いとなることも
想定する必要があります。
労働局が過重労働の疑いがある
事業所を調べると
7割が法令違反をしていた
という実態もあることから、
決して他人事ではなく、多くの
事業所が抱える問題になることは
必至の事項です。
残業代の未払いを心配する必要のない会社に変化しよう
人手不足が顕著となり、
法令違反をしている会社
からは自ずと人が遠ざかります。
その時に、これだけとは言えませんが
残業代の支払いが適正に
できている会社は採用でも
優位になることは間違いない
でしょう。
これまで在籍していた会社が
法令違反をしているから
退職を決意したのであれば、
応募する会社に対して求める
ものはコンプライアンスと
なります。
「どこの企業だってやっていない」
という意見をお聞きすることが
ありますが、
本当にそうなら先に法令遵守
やってしまおう!
ですね。他がやっていないなら
チャンスです。
とは言っても、人が集まってくる
会社は、ちゃんと法令が遵守できて
います。
中部労務管理センターは、人が集まる
会社を作っていくためにやっている
のですから、変化をする時にはぜひ
ご相談を!
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2018年5月7日掲載-448)
※ 写真はイメージです