■高度プロフェッショナル制度にまつわる素朴な質問への準備を

高度プロフェッショナル制度
（いわゆる高プロ）の是非が
議論されていますが、

進まない状況を打破するため
とも言えるのでしょうが、
労働者がいつでも解除が
できる仕組みを導入することが
検討されていることが報道されました。

そうはいっても、高プロの適用は、
年収１０７５万円が検討されており
中小企業には対象者は少ない
ものと思われます。

中小企業にも影響があることも考えられる

高度プロフェッショナル制度は、
細かいルールはあるものの、
報道などから

１０７５万円を支払うと
残業代の支払いはいらなくなる
というところだけに目がいく
のではないかと思います。

一方で、中小企業の実態としては
１０７５万円の年収がなくても
残業代が支払われていない方が
たくさんいるのですね。

法案が通過したときや施行時には
大々的に報道されるでしょうが、
素朴な質問が飛んでくるかも
しれません。

年収１０７５万円ないのに・・・

素朴だけど深い質問・・・
「１０７５万円の年収がない
のになぜ私は残業が支払われて
いないのですが？」

高プロのルールとその他のルールが
混在してごちゃごちゃになって
しまうケースが出てきそうです。

でも
明確な答えが出せない
会社は多いと思います。

「あなたは課長だからです」では理由として不足です
はっきりと答えることができる
ようにしておきましょう！

お問い合わせ電話番号：０５２－４１４－５６０３（2018年5月16日掲載-457）

※　写真はイメージです