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■労働基準監督署は繰り返し指導を行います~是正報告の都度変化をしましょう~

 
テレビ局のプロデューサーの
過労死認定がされたテレビ局
には、
 
 
 
労働基準監督署が4年間で
3回指導に入っていたことが
報道されました。

 
 
 
テレビ局側も認めるコメントを
出していますが、労働基準監督署は
指導に入る動機は様々ですが、
 
 
 
繰り返し指導監督を行うことがあります
 
 
 
中小企業であっても問題が
あると判断すれば、繰り返し
実施をします。

 
 
 
何より今回の報道で、重大な事態が
起これば、過去の指導の状況が
明らかにされてしまうということです。
 
 
 
よって、指導の都度に
誠実かつ真剣な対応をしておく
必要がある
ということです。
 
 
 

「この業界はそんなもの」が通用しない

 
民放のテレビ放送を無料で
見られるのは、テレビ局で
働く皆さんが努力をして
いただいているおかげですね。
 
 
 
うわさ話なので不確かですが、
業界としては非常に過酷なもの
と長い間聞いていました。
 
 
 
周囲が過酷に動いていると、感覚は
麻痺しますから、労働基準監督署が
指導をしていても、
 
 
 
内部では「この業界ではそんなもの」
とどこか他人事のようになってしまう
のかもしれません。
 
 
 
労働基準監督署は、労働基準法を
はじめとする法令に違反がないか
という視点で見ますので
 
 
 

法令で認められていること以外の
業界の事情というものは加味を
することはなく、通用しません。

 
 
 

「当社は進めている」と言えることが大切

 
今回の報道を受けて、テレビ局は
「全社を挙げて働き方改革に
取り組んでいる」とコメントを
しています。
 
 
 
労働基準監督署が指導監督を
行って会社が何も変わらない
のであれば、従業員を落胆
させることは明白
ですから
 
 
 
いかに変化をしたことを従業員に
感じるように是正を行うかにより
働きやすい会社かどうかが分かれます。
 
 
 
いつまでも業界のせいにしていると
人材という面では、どんどん弱い
組織になってしまうので
 
 
 
一歩踏み込んだ是正に取り組み
ましょう!!
 
 
 
中部労務管理センターでは是正を
機会に会社を変えていく対応の
お手伝いをしております。
 
 
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2018年5月19日掲載-460)
※ イラストはイメージです