■業界を通して人手不足であればすぐに目に見える待遇改善が必要

華やかな神戸スイーツの裏側で
人手不足が深刻という報道が
ありました。

小さいころからパティシエに
なりたいという思いで業界に
入っても

厳しい世界ということもあって
退職に至るケースもあるようで、

多いときは１年で９割の人が
離職をするそうです( ゜Д゜；)！？

こうなってくると業界としても
大きな損失となるので、この
業界はこういうものではなく
思い切った変化をすることが
必要でしょう。

目に見える待遇も重要

報道ではパティシエの技術を
身につけるには１０年の月日が
かかるとされています。

手に職をつけることができる
という大きなメリットがある
ことはいうまでもありませんが、

だから給料が安いとか
だから休日が少ないとか
だから残業が多いとか

乗り越えてきた人たちから
すれば、「頑張れ！」という
ことでも

結果が示す通り、多い年では
９割の人材が１年で耐えられ
なくなる状況なのだから
変化が必要です。

それは、給与額や休日数が
例えば公務員に準ずる程度
あるというような

その瞬間に目でみて
はっきりわかる待遇の改善が
離職の阻止につながるのです。

働き方改革でより鮮明になる業界ごとの格差

働き方改革法案が予定通り
進むのであれば、すべての
業界で取り組みが必要です。

とはいえ、すべての業界が
同じレベルで変化することは
難しいでしょうから

業界ごとで自ずと色分けがされ
進んでいる業界と遅れた業界の
格差はかなりのものとなる
でしょう。

遅れた業界に飛び込んでくる
人材は、これまでも隣の芝が
青く見えると言われていた
ものが

隣の芝は青いと確信をもって
転職をする時代になっていく
でしょう。

働き方改革のすべての項目に
ついて、先進的な状況にでき
なくても、

何か強みを持つ対応をしていく
ことがまずは大切です。様子を
見るものではなく先手必勝です。

お問い合わせ電話番号：０５２－４１４－５６０３（2018年5月27日掲載-468）

※　写真はイメージです