■今年の新入社員は「休日の数」重視~いくつの休日なら強みとなるのか~
銀行のシンクタンクが公表した
今年の新入社員の意識調査の
結果によると
重視するポイントの第1位は
休日の多さ
と答えているようです。
これまで1位を獲得することが
多かった「給料が多い」にかなりの
差をつけての1位となっただけに
価値観が変化したと考えて良さそう
ですね。
働きやすい会社を作っていく
ためには、休日数はよく検討が
必要な項目となります。
何日の休日があれば優位性を確保できるのか?
厚生労働が公表している
平成 29 年就労条件総合調査の
概況を見ると
すべての企業の平均は108.3日
となっており、休日数を強みに
するのであれば
年間休日108日では新入社員に
とっては、インパクトのある
日数とはなりません。
年間休日を120日以上として
いる企業が28.9%あり、
年間休日120日以上とする
ことで優位性を確保する
ことができると言えそうです。
年間休日を130日以上として
いる企業は1.2%しかないこと
から、
年間休日130日以上とする
ならば、突出していると
いえるかもしれません。
休日以外に強みを求める会社は
すべての新入社員が休日数を
重視している訳ではありません
からその他の事項も大切です。
・給料が多い
・残業が少ない
・会社の雰囲気が良い
・立地条件
調査結果を見るとこのような
視点でも見ていることが
わかりますから
新卒の入社を望むのであれば
その視点に合わせた強みを
示すことができるよう
労働条件の見直しをして
いきましょう。
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2018年6月9日掲載-481)
※ 写真はイメージです