■在職老齢年金制度廃止の検討が開始される
年金の受給年齢が近い方には
正式に決定すれば朗報ですね。
在職老齢年金制度廃止の検討が
開始されると報道がありました。
様々な意見があるでしょうが、
個人的には、正式に決まるのであれば
日本の年金制度が破綻に
向かって加速したと思ってしまいます。
在職老齢年金とは何かはコチラ↓
(日本年金機構ホームページ)
http://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/roureinenkin/zaishoku/20140421.html
在職老齢年金制度による支出の
抑制効果は・・・
年間およそ1兆
年金受給者の働く意欲を阻害
しているということは、
確かにあるでしょうが。
支出が抑制されていた1兆円は
何でまかなわれるのか心配で
なりません・・・。
年金の受給開始年齢の引き上げも
今回の報道よりもずっと前から
将来的な年金の受給開始年齢は
「68歳」「70歳」「75歳」と
様々な説が飛び交っていました。
もし在職老齢年金の廃止に追随
して、受給開始年齢の引き上げが
行われるかもしれないですね。
受給開始年齢が引き上げられれば、
その年齢に到達するまでは、原則
として支給がないわけですから
働くことが標準的なものになって
いくのでしょう。定年年齢も
引き上げになっていくのでしょうね。
在職老齢年金が廃止されれば給与の制度も検討を
在職老齢年金を想定して、
年金受給者の給与体系を
構築していた会社は、
廃止されることで給与や
賞与の支給に影響がある
ものと思われます。
もし正式に決定ということに
なれば、早めに検討を開始
しましょう。
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2018年6月22日掲載-494)
※ 写真はイメージです