■「成果が上がっていないのに帰るな」は残業命令と受け取られても仕方がない

違法な残業と未払いの残業代が
あるとして労働基準監督署が
是正監督をした事案の報道が
ありました。

最近は、日常的に見るように
なっていますが、今回の事案では
元従業員のコメントが載っており、

上司から
「成果が上がっていないのに帰るな」
と言われたとされています。

上司もきっと大変な立ち位置
なのでしょうね・・・
言いたいことは理解できても

成果が上がっていないから
残業代を払わないは通用しません。
ただただリスクを負っている
だけになってしまいます。

「残業をしなさい」とは言っていないは言い訳

会社が残業を指示したかしないか
という議論をする時に、直接的な
表現をしていないということがあり、

「いまの状態で大丈夫なの？」
「仕事に対する姿勢はそれでいいの？」
「よく休んでいられるな」
などなど

何をしなさいという訳ではない
もののプレッシャーをかける
発言があると

その発言をもとに残業をした
のであれば、残業の指示と
受け取られても仕方が
ありません。

残業の指示をしていないと言う
ならば、「今日は帰りなさい」と言う
ことが効果的です。

残業をしてほしくないと思う
なら、帰宅を指示しましょう。

従業員の自発的な残業という
ものも疑問視される時代です。
意図がはっきり伝わる指示を
していきましょう。

お問い合わせ電話番号：０５２－４１４－５６０３（2018年7月4日掲載-506）

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