■「ブラック企業ですね」と従業員から言われたらそれは警告と捉えよう

みなさんは従業員から
「ブラック企業ですね」
と言われたことはありませんか？

ブラック企業エピソード大賞が
発表されたという報道があり
ましたが、

ランクインしたものはすべて
相違がないなら驚きを通り越して
笑ってしまうものばかりでした。

応募数もかなりの数があった
ようで、自分が働いている会社が
ブラック企業かどうかを自身で
判定していることがわかります。

最近増えてきている従業員から
指摘をされてからのご相談ですが、
従業員から「ブラック企業ですね」
と言われたら、

それは警告である
と考えましょう。

何の警告か？上位は「退職」と「労働基準監督署などに相談」

従業員から勤めている会社に
在籍している段階で「ブラック企業」
と指摘をすることは勇気がいる
ものです。

その中であえてその発言が
出たということは、何らかの
腹をくくった決意がある
ケースが多いと言えます。

筆者の経験では「退職します」と
「労働基準監督署に相談します」が
上位です。

退職にしても労働基準監督署に
相談にしても、非常に労力が
いることに変わりはありません。

ブラック企業という指摘は、
正しい根拠があるならば、
マイナスからのスタートであり
ゼロに戻すまでが大変です。

指摘が適切なのかも冷静に判断を

報道等で日々飛び交っている
ため、従業員が安易に会社を
「ブラック」と指摘するケースも
少なくありません。

指摘に根拠があるのかどうか、
従業員が勘違いをしている
だけではないかを冷静に見る
必要があります。

警告と捉えて検証した結果、
問題がないのであれば堂々と
その内容を公表すれば問題は
ありません。

ブラック企業エピソード大賞に
応募をされてしまうような
ことがないように管理をして
いきましょう！

お問い合わせ電話番号：０５２－４１４－５６０３（2018年7月5日掲載-507）

※　写真はイメージです