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■一時の感情で放った一言だとしてもパワハラとなる

 
人間なので機嫌が良いときも
あれば、悪いときもあるもの
です。
 
 
 
一緒に働いている人に対して
配慮のない一言を言ってしまった
とか、きつい叱責をしてしまった
ということもあるでしょう。
 
 
 
誰もがあるから、一時の感情で
放った一言に責任がないかというと
そういうことではありません。
 
 
 
「病気なのか。それなら死んじまえ」
という発言をしたことがパワハラと
して提訴された事案の報道がありました。
 
 
 
どんな状況でどのような会話の
中でこの発言がされたかまでは
わかりませんが、
 
 
 
言ったことそのままということ
であれば、裁判所がパワハラと
認定をしてもまったく不思議では
ない発言となっています。
 
 
 

「ついカッとなってしまった」は後の祭り

 
例え一時の感情だったとしても
被害者が傷ついたことに変わりは
ありません。

 
 
 
「ごめんなさい」で許されること
もあるでしょうが、パワハラ事案は
加害者がなかなか謝るということを
しないことがあります。
 
 
 
冷静になって、発言に至った経緯を
解明していくことがありますが、
「ついカッとなってしまって・・・」
と言われたところで、会社としては
処分を検討せざるを得ない
ので
後の祭りですね。
 
 
 
さらに悪いことには、
傷ついた被害者としては、会社が
何らかの救済をしない場合は、
提訴という選択をするしかない
ということもあるのですね。
 
 
 

言い訳できない「無視」と「死に関する発言」

 
被害者と加害者の間でどのような
ことがあったとしても、無視と
死に関する発言は、加害者の責任を
問わざるをえません。
 
 
 
無視は、やりやすいからなのか
「話さない方が円滑だと思った」
とか、
「相手が話をしたくなさそう」
とか、
 
 
 
自分がやった無視を正当化
する加害者がいますが、これは
自己中心的な行為にすぎない
のです。
 
 
 
解決をしようという意識がない
わけですから・・・
 
 
 
会社としては、放置をするという
ことが最も良くないことで、
被害者の救済と加害者の処分
両者に原因があれば双方の処分

 
 
 
周囲の従業員は会社の対応を
見ていますよ。
 
 

お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2018年7月20日掲載-522)
 
※ イラストはイメージです