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■パワハラは放置すれば「傷害罪」に発展する

 
加熱したトングを一緒に
働く従業員に押しつけたと
して逮捕された事案が
報道されました。
 
 
 
加熱したトングを押しつける
ということは
犯罪です。
 
 
 
最初は、パワハラから始まって
いるようですが、これが
犯罪に発展して警察が動いて、
 
 
 
その結果を待ってから関係者を
処分していては、遅い
のですね。
 
 
 
会社は何もやっておらず、
結果に基づいて動いただけ
です。
 
 
 
ハラスメントで人生を悪い
方向に変えてしまった人が
たくさんいますが、
 
 
 
会社が積極的に関与していく
ことで被害者だけではなく
加害者も救うことができる
可能性もあります。
 
 
 
会社に対しては良い顔をして
被害者に対してはハラスメント
という二面性を見せることも
あるでしょうが、解決に向けて
見破らなくてはいけません。
 
 
 

同じ場所で働く人はリスクがあるから解決への行動に一歩踏み出すことができない場合も

 
パワハラが公然と行われて
いても、なぜか放置されて
事態が悪化していくのは、
 
 
 
放置されていることで問題が
ないと勘違いしてしまう
加害者に大きな責任があります。
 
 
 
一方で同じ場所で働いている
人たちは、自身に何らかの
被害が飛んでくるのではないか
というリスクで
 
 
 
悪いと分かっていても解決に
進むことができない

ということは多くのケースで
あります。
 
 
 
周囲が言えないまま、加害者の
悪ノリに拍車がかかり、被害者が
孤立するという構図ですね。
 
 
 
だからこそ同じ場所で働くという
環境ではない人が解決に向けた
行動をすることはとても大切な
ことなのです。
 
 
 

加害者の認識がないことも

 
加害者の悪ノリに拍車が
かかり、パワハラが悪化
しているにもかかわらず、
 
 
 
たいして悪いことは
していないと考えている

ことがよくあります。
 
 
 
社会的に責任を負うべき
問題行動があるとはっきり
伝える
ことが大切で
 
 
 
何を伝えて、どう指導をしたか
記録をしておくと良いでしょう。
必ず次のステップに役に立ちます。
 
 
 
犯罪となれば、懲戒解雇などの
処分がやりやすいという安易な
考えは、
 
 
 
従業員の人生を暗転させて
しまうこともあるため、
従業員のことを一番に考えて
積極的に動きましょう。
 
 
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2018年8月4日掲載-537)
 
※ イラストはイメージです