■スマホの位置情報が労働時間の根拠として提出されることも～スマホが労働時間を証明する時代に～

スマホの位置情報が働く場所に
あったことからその時間を
労働時間と主張した・・・

労働基準監督署は労災認定の
根拠とはしなかったものの、
亡くなった原因は長時間労働に
あるとして労災認定をされた
事案が報道されました。

様々な証言と一致したという
こともあるのでしょうが、
スマホがタイムカードの
代わりとなり得る可能性が
あり得るという事案です。

特に労働時間管理をしていない
会社においては、会社の主張より
スマホの情報が優先されるという
ことも今後は出てくるかもしれません。

労働時間や会社にいたことを証明するアプリがたくさんある

働き方改革により労働時間の
管理が義務づけられることから
多くの会社では管理をしない
ということはなくなるでしょうが、

従業員がスマホのアプリで
労働時間を証明するという
ことも増えていくでしょう。

無料のアプリでも無料では
申し訳ないと思ってしまう
レベルの性能が備わって
います。

会社がスマホのデータに
負けない管理をしなくては
いけない
ということになります。

従業員が示した時間の中に
たばこ休憩をしていた時間や
食事をしていた時間、
みんなで仕事以外の会話をして
いた時間など混在するはずです。

何時から何時まで何をしていたか

労働時間問題を追究する
ことは、一定までは良い
ことですが、

追究をしすぎると経営者も
労働者も「そこまでは臨んでいない」
という結果になってしまいます。

ほど良くというところが難しい
のですが、従業員が求める
状況によっては、

会社は何時から何時まで何を
していて、それはどれくらいの
必要性だったのかということを

管理することが必要となる
ケースも出てくるでしょう。

スマホのアプリは優秀ですから
会社もそれに応じた対応を
目指していきましょう。

お問い合わせ電話番号：０５２－４１４－５６０３（2018年8月9日掲載-542）

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