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■部・課・係・グループを管理する従業員がパワハラを指摘されたときに忘れてはいけない1つのこと

 
日本大学チア部の監督が学生に
パワハラをしていた事実が
発覚し、解任されたという
ニュースがあり、
 
 
 
学生の中には自殺を図るところ
まで追い込まれたようです。
 
 
 
ニュースの中でもかなり
根深い様子が書かれており、
被害を受けた学生さんを
はじめとして、
 
 
 
問題の解決と同じような
ことが起こらないよう
大学には積極的な対応を
期待したいですね。
 
 
 
会社でも同じようなことが
起こり得ると言えます。
 
 
 
部を管理している部長
課を管理している課長
係を管理している係長
グループを管理しているグループ長
 
 
 
管理者によるパワハラの
告発は今後、増えていく
でしょう。
 
 
 

被害者・加害者のいずれにも公平に

 
パワハラの告発があれば、
会社は調査をするべきですが、
即座に調査を開始しましょう。
 
 
 
初動でミスをしている場合
ではありません。
 
 
 
多くは被害者側からの告発
ですから、
「なんてひどいことをするのだ」と
被害者に対して感情移入をして
しまいやすいのですが、
 
 
 
全容が見えてくるまでは
常に被害者・加害者に公平な
対応をする
ことを忘れては
いけません。
 
 
 
結果として、加害者と告発された
人がパワハラをしているとは
言えないという結論に達することも
あるからです。
 
 
 
言葉でいうことは簡単ですが
公平に行動をすることは
難しいので、
 
 
 
複数の担当者をたてて
相互で公平性を保っているか
チェックをすると良い

でしょう。
 
 
 

要望には何らかの回答をすること

 
告発をしたときやその調査を
している時に従業員から
要望がでることがあります。
 
 
 
応じることができる要望と
応じることができない要望に
分かれるわけですが、
 
 
 
いずれにしても会社としての
回答をするようにしましょう。
 
 
 
無視は事態を悪化させる
ことにつながります。
 
 
 
応じることができないもので
あれば、判断した理由を述べて
理解を求めることが大切です。
 
 
 
様々なニュースを見てもわかる
ことですが、
 
 
 
会社の対応は録音や録画が
されているものだと
考えておきましょう。
 
 
 
付け焼き刃な対応ではなく
筋を通した対応が必要と
なります。
 
 
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2018年8月10日掲載-543)
 
※ イラストはイメージです