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■社長が就業規則違反!?~就業規則を作成したら経営者も気を引き締めることが大事~

 
従業員が就業規則に違反した
ことから、その処分について
検討していた際に、
 
 
 
その従業員が違反をした理由を
こう述べました。
「社長が同じことをやっていたから」
 
 
 
その場の微妙な空気はなかなか
経験ができるものではないので
良い経験になりました。
 
 
 

就業規則は会社が従業員に示すもの

 
就業規則は、会社が従業員に
対して周知をするものであり、
会社には違反をしたものに
対して、
 
 
 
一定の範囲で処分をすることが
可能です。たとえ同じ行為を
社長がしていたとしてもです。
 
 
 
一方で、労働基準法うんぬんでは
なく、従業員にはダメだと言って
おきながら、
 
 
 
経営者がその禁止行為を堂々と
社内でやっていると
従業員の会社に対する心は
離れます。

 
 
 
処分をしたらなおさらですね。。。
子どもは親の行動をよく見て
いるといいますが、
 
 
 
同じように従業員も経営者の
行動をよく見ているという
ことです。
 
 
 

中部労務管理センターではこうしている

 
中部労務管理センターは、
職員の数が10人未満の
ため就業規則を作成する
義務はありません。
 
 
 
それでも作成をしています。
作成をしたのは職員です。
 
 
 
もちろん完成したものに
使用者としての思いを
追加したりしています。
 
 
 
使用者としてこれだけは
譲れないというもの以外は
受け入れました。
 
 
 
わからないなりにも自分たちで
作成したものなので、
意図的に違反をする行動を
見たことがありません。
 
 
 
そして私の行動も見られていて
「就業規則ではいけない行為では
なかったっけ?」と言われる
ことがあります。
 
 
 
その都度襟を正すことができる
ので気に入っています。
 
 
 
従業員をがっかりさせない行動を
経営者が取ることも
働きやすい会社への一歩です。

 
 
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2018年9月26日掲載-590)
 
※ 写真はイメージです