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■従業員が昇進を拒否したときはどう対応するか

 
管理職でない会社員の6割が
管理職になりたくないと
考えていることが
 
 
 
厚生労働省が発表した
労働経済白書(2018年版)に
書かれているとの報道が
ありました。
 
 
 
管理職になりたくないという
トラブルは珍しいことではなく
経験された方も多いのでは
ないでしょうか?
 
 
 
昇進=「けしからんこと」
決めつける前に、会社の取扱いに
問題がないかチェックをしましょう。
 
 
 
会社の取扱いに問題があると
従業員から不備を指摘され
返り討ちということも
あるのです。
 
 
 

不満のもとの上位に食い込むのは年収低下

 
労働経済白書では
「責任が重くなる」ことが
なりたくない理由の1位と
なっていますが、
 
 
 
中小企業で起こりやすい不満は
管理職になると年収が下がるです。
 
 
 
原因は、その会社の基準で
管理職になってしまうと
 
 
 
残業が支給されなくなり、
対する役職手当がたいした
金額ではない
ということです。
 
 
 
同じように残業をやって、責任も
大きくなるのに年収が下がっては
不満になるのも無理はありません。
 
 
 
社会なんてそんなものだという
こともあるでしょうが、
働き方改革が進んでいくと
 
 
 
この問題で炎上する会社が
出てくる
と筆者は感じています。
 
 
 

労働基準法が定める管理監督者かどうか慎重に見極めを

 
残業代を出さなくては
いけない労働者か、
法律上は義務づけられない
管理監督者かは、
 
 
 
会社の基準とは一致しないため、
自社の管理職はどうなのかを
慎重に見極める必要があります。
 
 
 
そうすると多くの会社で
自社の管理職は、労働基準法の
管理監督職だと結論を出すことが
多いのですが、
 
 
 
中小企業ではほんの一握りしかいない
くらい厳しい基準です。
 
 
 
自社の管理職はどうだろう??と
疑問に思ったら、
中部労務管理センターにご相談
ください!
 
 
 
会社として法令を遵守している
状況としたら、従業員と時間を
かけて調整をし、
 
 
 
自己本位のみで拒否をしている
のであれば、最後の最後に
処分を検討しましょう。
 
 
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2018年9月28日掲載-592)
 
※ 写真はイメージです