■電子マネーで給与の支払い検討開始
労働基準法は給与について
現金による支払い
を定めています。
物で支払うというような
ことは認められていない
のですね。
これに加えて
「電子マネーで給与を支払う」
検討が厚生労働省で開始されました。
追加されるものとして想定されているのは
現金以外にどのようなものが
想定されているのかというと
・プリペイドカード
・スマホの資金決済アプリ
などのようです。
現金と変わらず、どこでも
支払い等が可能になれば
一気に広がっていくかも
しれないですね。
個人的には、もう少し決済の
幅が広がってこないと使いにくい
印象があります。
外国人労働者のことを意識してのことか
電子マネーで給与を支払うことの
目的に中に外国人労働者の利便性も
入っているようで、
銀行の気持ちもわからないでも
ないのですが、
外国人労働者のなかには、銀行口座の
開設が難しい人もいるという
ことです。
今でもそうですが、現金で渡すことが
原則とはいえ、もらってからどこかで
落としてしまったとか、
支給額が足りないというような
トラブルもあるので、特に
外国人労働者には双方にとって
良い制度になるかもしれません。
一方で、対象となるための条件が
「現金と同等の扱い」
とのことなので今後の流れに
注目したいですね。
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2018年10月25日掲載-619)
※ 写真はイメージです