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■【日々前進】挨拶ができないことを個性と考えるか協調性がないと考えるか

 
本日の日曜相談は、
「従業員が挨拶をしない」という
ご相談でした。
 
 
 
「就業規則を変更した方が良い
だろうか?」ということでしたが、
挨拶ができない従業員に対して、
就業規則を変更したからといって
 
 
 
就業規則が変わったから挨拶を
しようとはならない
と考えています。
就業規則に記載をして処分をする
ことでそれが嫌だから変わるという
ことはあるかもしれません。
 
 
 
会社の状況によっては必要な
選択肢ですが、最終手段と
考えた方が良いでしょう。
 
 
 

なぜ挨拶ができないか?挨拶を会社がさせたいと考える目的は?

 
挨拶をすることは気持ちがよい
ことであるということは
感覚的にわかる方も多いのでは
ないでしょうか?
 
 
 
良いこととは分かっていても
それをすべての従業員がやりたいとは
思わない
ということもあります。
 
 
 
「なぜ挨拶をしなくてはならないか?」を
従業員自身が腹落ちする回答を
会社が示すことができれば良い
のですが、
 
 
 
仕事はするけど、必要以上に
他人とは関わりたくないと
考える人が増えていると
筆者は感じています。
 
 
 
従業員自身が仕事を含めて
自分の行動の領域を決めてしまう

ことが原因ですね。
 
 
 
挨拶に限ったことではなく、
「それは私の仕事じゃありません」
と言われたことがある方は
多いのではないでしょうか?
 
 
 

周囲が引っ張って挨拶の意味を感じてもらうことが選択肢のひとつ

 
挨拶への価値観がない以上は
明日からすぐに本人が変わる
ということは考えにくいでしょう。
 
 
 
就業規則で規定をして処分を
しても変わるところまでいく
可能性は低く、
 
 
 
退職していくということが
十分に考えられます。
挨拶ができないことを
協調性がないと切り捨てる
のではなく、
 
 
 
まずはそういう個性だと捉えて
周囲が引っ張ってあげることも
ひとつの方法です。
 
 
 
周囲が毎日元気よく当人に挨拶を
することで、最初は無反応だった
ものが頭を下げるようになり、
 
 
 
次は聞こえない程度の声でいうよう
になり、たまに聞こえたときに
ものすごく褒めてあげたら本人が
変化をしてきたという例もあります。
 
 
 
人の問題は、人が解決することが
できる場合もありますので
皆で解決することも検討しましょう。
 
 
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2018年10月28日掲載-622)
 
※ 写真はイメージです