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■宴会芸では済まされない!職場の飲み会でのセクハラが「強制わいせつ罪」と判断

 
忘年会・新年会の時期を目前として
今年も飲み会でのハラスメントに
関する報道が出るだろうと思って
いた矢先にセクハラに関する報道が
ありました。
 
 
 
結論として裁判所が強制わいせつ罪
判断したセクハラ行為に対して
被告側の主張は・・・
 
 
 
「冗談でやった宴会芸」と
もはや何の理由もなくやった
としか思えない言い訳ですね。
 
 
 
トラブルがあった時に話を聞くと
冗談でやったということが、
自分に限ってはセクハラを指摘
されることはないと思っている
人が多い
のです。
 
 
 
何なら被害者が異性の場合には、
加害者が被害者から信頼がされて
いると思っている率も高いと
いう残念な状況です。
 
 
 
セクハラのひとつの原因は
勘違い
ですから
勘違いをしている従業員がいたら
正しいことを伝えてあげましょう。
 
 
 

「やめてください」と言っている段階で周囲は助けること

 
今回の事案の具体的な行為は
報道されているとはいえ
書きたくないレベルのものです。
 
 
 
「やめてください」と叫んだが
誰も助けなかったそうです。
ところがこの事案に限ったことでは
なく、助けてくれなかったという
ことがあるのですね。
 
 
 
単純に他の話題で盛り上がっていて
気づかなかったとか、やめてくださいを
フリだと思ったとか
 
 
 
宴会の雰囲気に巻き込まれては
いけない
のに許してしまう
ということがあります。
 
 
 
被害者が皆さんの家族とか大切な人
だったら、助けなかった人たちも
同罪だと思いませんか?
 
 
 
拒否の意思表示がはっきりしたら
周囲の全員で被害者を助けるように
しましょう。
 
 
 

ハラスメントで人生をダメにしてしまう

 
今回の事案で加害者は結果として
退職ということになっています。
 
 
 
退職をするしかなかったという
表現が正しいのかもしれない
ですね。
 
 
 
ハラスメントで人生をダメに
してしまうのはあまりに残念な
話なので、
 
 
 
飲み会の時に羽目を外す人が
いないよう周囲が楽しい中にも
目を光らせるようにしましょう。
 
 
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2018年10月31日掲載-625)
 
※ 写真はイメージです